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ディスコード

DDおたくのひとりごと

追っかけからファンへ。

中の人

わたしが今までの人生で1番お金と時間を使ったのはとある声優さんです。

今も声優だったらその人が1番好きです。

 

その人のことは3年くらい神経をすり減らしながら追いかけていました。

最初の1年くらいは本当に盲目的に好きで、彼が何をやっても「かわいい!」しか言わないような感じのかわいそうなおたくでした。お花畑かな。

彼はスペックとか性格がまるで2次元みたいで、わたしが2次元で好きになりやすい属性を兼ね備えすぎていて、そんなの好きになるに決まってるでしょ…って感じでした。

家庭環境とか頭の良さとか性格とか、なんでこの人声優になったんだろうってずっと思っています。

 

アニメよりゲームとCD*1のお仕事が多い人なので、毎月何かしら発売されていて給料のほぼ全てをそれらを買うために使っていました。

もちろん貯金なんてしてなかったです、そのしわ寄せが今きていてとてもつらい。

ゲームはわりと選んで買っていましたが、CDはほとんど全部買っていた気がします。

最初は喜んで買っていたけど、だんだん役柄が同じようなのばっかりになってきて、もう○○属性は良いんだよ!って思いながらも彼の貯金口座を潤すために買っていました。

だって好きな人にはずっとお仕事していて欲しいから、そのためだったら出来る限りお金を落とそうって思っていました。

売れなくなって食べられなくなったら、きっといつか辞めてしまうじゃないですが。

彼に声優を辞められたら死ぬ、と思っていたのでとにかく必死でした。

わたしひとりが落とすお金なんて今思い返したら全然たいしたことなかったんですけどね。このときは彼にお金を使うのがただただ楽しかったです。

 

でもだんだん彼の出ているものを買うときに、「これ欲しい!買わなきゃ!」ではなく「また出てる、買わないと」になっていることに気付きました。

こうなったらもうだめですよね。純粋に欲しくて買ってるんじゃなくて『義務感』で買っているような気分でした。

あと、彼はファンにプレゼントや手紙をもらってもほとんどお礼を言わない人だったので、それも結構つらかったです。

俳優さんがやってるのもたまに見ますけど、イベントや舞台でファンの人からもらったものを写メ撮ってTwitterやブログに載せてる人いるじゃないですが。

わたしはあれがめちゃめちゃ羨ましかったです。

ファンは見返りを求めてはいけない、ってどこかで見たけど「ありがとう」も言ってもらえないなんてさすがに空しくなりました。

たまに「なんでこの人のこと好きだったのかな?」って考えるようになっていて、だいぶしんどかったです。

そんなときに届いた彼が出演するイベントのチケットの整理番号が今までで1番良くて、タイミングの悪さを呪いました。いつもこれぐらいでれてくれれば良かったのに!

このとき、東京まで行くのが面倒くさい、と思うくらいには気持ちが冷めていました。

しかしわたしは単純なので、舞台の上にいる彼を観たら「大好き!」という感情しか湧かなかったです。ぶれぶれかよ。

でも、このままずっと人生全てをこの人につぎ込んでいたらしんどくなって生きるのがつらいだろうな、と思ったのでわたしは彼を追いかけるをやめました。

もっと気楽に応援したかったし好きなままでいたかったので。あのままずっと追いかけていたらきっといつか嫌いになっていただろうなあと思います。

今はほぼ茶の間状態のただのファンです。

 

声優の追っかけに疲れてやめようと思ってただのファンになったのに、今また若手俳優の追っかけになりそうで怖いです。

もう人生全てをつぎ込めるほど若くないので、自分の出来る限りの範囲で楽しくおたく活動したいです。

*1:大体乙女系